介護職は、人の人生に深く寄り添うやりがいのある仕事である一方で、現場ならではの悩みや大変さを抱えやすい職種でもあります。
人手不足や身体的な負担、利用者やご家族との関係づくりなど、日々の業務の中で感じる課題は少なくありません。
「やりがいはあるけれど続けていけるか不安」「他の人も同じように悩んでいるのだろうか」と感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事では2026年4月に当社が介護職経験者100名を対象に実施したアンケート調査をもとに、介護職の現場でよく挙げられる悩みや大変なことを整理し、その背景や向き合い方について考えていきます。
介護職で身体的に「きつい」と感じる業務は?
介護職は身体を使う業務が多く、腰痛や疲労に悩む職員も少なくありません。
特に、利用者の身体を支える介助や夜勤は、身体的な負担が大きい仕事です。
こちらでは、介護職員が身体的に「きつい」と感じる業務をランキング形式で紹介します。
1位 入浴介助 44.5%
入浴介助は、さまざまな介護業務の中でも身体的な負担が大きい業務の一つです。
利用者を支えながら衣服の着脱を行い、浴室内で安全に移動する必要があるため、大きな負担がかかります。
また、浴室は高温多湿になり、短時間でも大量の汗をかくため、体力を消耗しやすい点も特徴です。
特に、特養や老健など重度の利用者が多い介護施設では、複数人の入浴介助を連続して担当するケースもあり、疲労がたまりやすいです。
入浴介助の負担を軽減するには、無理な姿勢で介助しないことが重要です。
さらに、リフト浴やシャワーチェアなどの福祉用具を活用し、職員同士で声を掛け合いながら介助することで、身体への負担を減らしやすくなります。
2位 排泄介助 18.2%
排泄介助は、身体的な負担と精神的な負担がかかる業務です。
利用者をベッドからトイレへ移動する際は腰への負担がかかりやすく、オムツ交換では中腰姿勢が続くため、腰痛に悩む介護職も少なくありません。
また、排泄はデリケートな行為であるため、羞恥心に配慮した声掛けや丁寧な対応も必要です。
特に認知症の利用者では、介護拒否や突然の動きが見られることもあり、精神的なプレッシャーを感じやすくなります。
負担を軽減するには、利用者ごとの排泄リズムを把握し、適切なタイミングでトイレ誘導を行うことが重要です。
さらに、福祉用具の活用や職員同士の連携を意識することで、安全性と業務効率の向上につながります。
3位 夜勤業務 18.2%
夜勤業務は生活リズムが乱れやすく、介護職の中でも負担を感じやすい業務の一つです。
夜間は少人数体制になることが多く、急変や転倒対応、ナースコール対応などを限られた職員で行う必要があります。
さらに、巡回や排泄介助に加えて記録業務もあるため、十分な休憩や仮眠が取れないケースも少なくありません。
夜勤が続くことで睡眠不足となり、体調不良や集中力低下につながる場合もあります。
夜勤の負担を軽減するには、勤務前後にしっかり休息を取り、生活リズムを整えることが大切です。
また、無理なシフトが続く場合は、一人で抱え込まず上司へ相談し、勤務の調整を検討することも必要でしょう。
介護職で精神的なストレスを感じる業務は?
介護職は利用者や家族と深く関わる仕事であるため、精神的なストレスを感じやすい職種でもあります。
また、人手不足や責任の重さ、人間関係に悩む介護職員は少なくありません。
本章では、介護職が精神的なストレスを感じやすい業務をランキング形式で紹介します。
1位 人手不足によるプレッシャー 24.5%
介護業界では慢性的な人手不足が続いており、一人あたりの業務負担が大きくなりやすい状況です。
「時間に追われる」「休憩が取れない」と感じながら働く介護職も少なくありません。
特に職員配置に余裕がない職場では、急な欠勤によって残業や休日出勤が発生しやすく、身体的・精神的な疲労が蓄積しやすくなります。
また新人教育や情報共有が十分にできないことで、職場の雰囲気悪化やミスの増加につながるケースも見受けられます。
負担を軽減するためには、一人で抱え込まず業務の優先順位を整理しながら、周囲へ協力を求めることが大切です。
業務改善や介助方法の見直しを行っても改善が難しい場合は、転職を検討するのも選択肢の一つといえるでしょう。
2位 クレームや家族対応 23.6%
介護職は、利用者だけでなく家族との関わりも多いため、クレーム対応にストレスを感じる方も少なくありません。
「もっと丁寧に対応してほしい」「なぜ転倒したのか」と厳しい言葉を受け、精神的に負担を感じるケースも見受けられます。
また、利用者の認知症状や家族ごとの価値観の違いによって、理不尽な要求や説明への理解を得られない場合もあります。
「自分の対応が悪かったのでは」と必要以上に自分を責めてしまう方も少なくありません。
家族への対応では、一人で抱え込まず、上司やケアマネジャーへ早めに相談し、情報共有を行うことが重要です。
職場全体で対応することで、介護職の精神的負担を軽減し、トラブル防止にもつながります。
3位 責任の重さ(命など) 19.1%
介護職は、利用者の生活や命を支える仕事であるため、強い責任感や精神的プレッシャーを感じやすい職種です。
介護現場では、転倒や誤嚥、急変対応などのリスクが常にあり、「ミスをしてはいけない」という緊張感の中で働く場面も少なくありません。
特に経験が浅い場合は、自分の判断に不安を感じやすく、精神的に疲弊してしまう可能性もあります。
また、利用者の看取りを経験し、強い喪失感や後悔を抱えるケースもあります。
このような負担を軽減するには、一人で抱え込まず、先輩職員や看護師、ケアマネジャーと協力することが大切です。
チーム全体で利用者を支える意識を持つことで、安心して働きやすくなります。
介護職の職場での人間関係の満足度は?
介護職は、利用者へのケアだけでなく、職員同士の連携も重要であるため、職場の人間関係に悩みを感じる介護職も少なくありません。
アンケートによる職場での人間関係の満足度は、以下のとおりです。

アンケート結果では、「不満」「やや不満」を合わせて30%以上となっており、多くの介護職が人間関係に悩みを感じていることが分かります。
介護現場では、人手不足による忙しさからコミュニケーション不足が起こりやすく、申し送り不足や職員同士の考え方の違いでストレスを抱えるケースも少なくありません。
一方で、「やや満足」「満足」は約4割となっており、協力し合える職場では働きやすさややりがいを感じやすい傾向です。
介護はチームケアが基本となるため、日頃から報連相を意識し、相談しやすい環境を整えることが、人間関係の改善や離職防止につながります。
介護職の現場での相談事は上司や同僚にしやすい?
介護職は、上司や同僚と協力しながら働くことが大切ですが、「相談しづらい」と感じる人も少なくありません。
上司や同僚への相談のしやすさについてアンケート調査をした結果は、以下のとおりです。

アンケート結果では、「しにくい」「ややしにくい」を合わせると約30%で、悩みや不安を周囲へ打ち明けにくい介護職が一定数いることが分かります。
介護現場では人手不足による忙しさから相談するタイミングを見つけにくく、「迷惑をかけたくない」と思い、一人で抱え込むケースも少なくありません。
そのため、報連相を意識し、相談しやすい職場環境を作ることが大切です。
また、信頼できる先輩や外部に相談できる相手を作ることも、安心して働き続けるための方法の一つでしょう。
介護職の現場は人手不足だと感じますか?
介護現場では、「スタッフが足りない」と感じながら働く介護職が多く、人手不足が深刻な問題になっています。
介護職の方へ「人手不足を感じるか」アンケートを行った結果は、以下のとおりです。

介護業界では、高齢化による利用者増加に対し、人材の確保が追いついていない状況が続いています。
特に職員数が少ない現場では、一人あたりの業務負担が増え、身体介護に加えて記録業務や家族対応まで担わなければなりません。
そのため、十分な休憩や新人教育の時間を確保できず、離職につながるケースもあります。
介護職として長く働くためには、一人で抱え込まず、業務改善や働き方について相談することが大切です。
改善が難しい場合は、職員配置やサポート体制が整った職場への転職を検討することも選択肢の一つといえるでしょう。
介護職の現場における利用者や家族との関係における悩みは?
介護職では、利用者本人だけでなく家族との関係性に悩むケースも多くあります。
アンケートで多かった利用者や家族との関係における悩みは、以下のとおりです。
| 順位 | 内容 |
| 1位 | 家族からの過剰要求・方針のズレ(31件) ・「もっと手厚くしてほしい」など無理な要望 ・リハビリ・介助内容の過度な指定 ・現場の体制と家族の理想のギャップ ・説明しても理解されない ・利用者の現状を受け入れない家族対応 |
| 2位 | 認知症利用者の対応の難しさ(19件) ・不穏、拒否、暴言、徘徊 ・突然の感情変化 ・意思疎通の困難さ ・対応しても拒否されるストレス |
| 3位 | クレーム・理不尽な指摘・誤解(18件) ・家族や利用者からのクレーム ・「できていない」と責められる ・些細なことで怒られる ・事実と異なる誤解やクレーム |
最も多いのは、「もっと手厚くしてほしい」「家にいる時と同じように対応してほしい」といった家族からの過剰な要求や、介護方針のズレに関する悩みです。
介護現場では、限られた職員や介護保険制度の範囲内で支援を行っています。
しかし、家族側は「大切な家族を預けている」という思いが強いため、現実とのギャップが生じトラブルにつながるケースも少なくありません。
また、認知症利用者への対応に悩む声も多く見られており、不穏や介護拒否、暴言、徘徊などが続くと、精神的に疲弊する介護職もいます。
事実と異なる誤解や些細なことでのクレームに悩むケースもあります。
このように、介護職は人と深く関わる仕事であるため、コミュニケーション面でのストレスが大きくなりやすい仕事といえるでしょう。
介護職の現場における主なクレーム内容
介護現場では、利用者や家族からさまざまなクレームを受ける場合があります。
本章では、介護職の現場における主なクレーム内容についてご紹介します。
| 順位 | 内容 | 件数 |
| 1位 | 対応の遅さ・人手不足・待ち時間への不満 ・ナースコール対応が遅い 介助(食事・入浴・排泄)が遅い ・呼んでも来るのが遅い ・送迎・配膳・報告の遅れ ・人手不足による対応遅延 ・「放置されている」と感じるクレーム | 34件 |
| 2位 | 言葉遣い・態度・接し方への不満 ・言葉遣いが冷たい・そっけない ・態度が悪い・感じが悪い ・接し方が丁寧でない ・説明不足・対応が雑に見える ・職員ごとの対応差 | 31件 |
| 3位 | 家族からの過剰要求・理想とのズレ ・もっと手厚くしてほしい ・自分の家族を優先してほしい ・家にいるように対応してほしい ・介護保険外の要求 ・過度な介護・頻回対応要求 | 26件 |
1位 対応の遅さ・人手不足・待ち時間への不満
アンケート結果で最も多かったのは、対応の遅さに関するクレームです。
具体的には、「ナースコールを押しても来るのが遅い」「排泄介助まで待たされる」「送迎や配膳が遅い」といった不満が挙げられます。
介護現場では、人手不足により一人の介護職が複数の利用者対応を同時に行い、対応が遅れるケースがあります。
しかし、利用者や家族側から見ると「放置されている」と感じるため、対応が遅れる際は、理由を説明し、こまめな声かけを行うことが大切です。
また、業務分担や優先順位を見直すことも重要といえます。
2位 言葉遣い・態度・接し方への不満
次に多かったのは、職員の言葉遣いや態度に関する不満です。
介護現場では忙しさから、無意識に言葉が強くなったり、説明不足になったりする場合があります。
しかし、利用者や家族は小さな表情や言葉遣いにも敏感です。
特に、高齢者は不安を感じやすいため、そっけない対応だけでも「冷たい」と受け取られる可能性があります。
また、職員ごとに対応が異なると、「他の人はやってくれたのに」とクレームにつながりやすくなります。
クレームを防ぐためには、接遇マナーを意識し、ていねいな説明や声かけを心掛けることが大切です。
3位 家族からの過剰要求・理想とのズレ
家族からの過剰な要求や理想とのズレも、介護現場で多いクレーム内容の一つです。
「もっとていねいに対応してほしい」「自分の家族を優先してほしい」といった過剰な要望は、現場の介護職の負担増加につながります。
家族は「できる限り良い介護を受けさせたい」と考える一方、介護現場には職員数や制度上の制限があります。
そのため、理想と現実にズレが生じやすく、クレームにつながることも少なくありません。
こうしたトラブルを防ぐには、契約内容を丁寧に説明し、できること・できないことを明確に伝えることが大切です。
また、一人で対応せず、上司やケアマネジャーと協力しながら対応するようにしましょう。
介護職の労働環境に関する悩みは?
介護職は、利用者のケアだけでなく、労働環境に対して強い負担やストレスを感じるケースも少なくありません。
特に、人手不足による業務量の増加や長時間労働は、介護業界全体の大きな課題となっています。
実際に介護職の方へ労働環境に関する悩みをアンケート調査した結果は、以下のとおりです。
| 順位 | 内容 |
| 1位 | 人手不足・業務過多・休憩不足(42件) |
| 2位 | 残業・長時間労働・勤務負担(22件) |
| 3位 | 人間関係・職場の雰囲気(14件) |
1位 人手不足・業務過多・休憩不足
アンケート結果で最も多かったのは、人手不足による業務負担の増加です。
慢性的な人手不足により、一人あたりの業務量が多くなり、休憩時間を十分に取れない職場もあります。
また、急な欠勤が出ると、残った職員への負担がさらに大きくなります。
さらに、介護現場では、「利用者優先」という意識が強く、休憩を後回しにしてしまう介護職も少なくありません。
疲労が蓄積すると、ミスや離職につながる可能性があるため、業務改善や業務量について相談することが重要です。
2位 残業・長時間労働・勤務負担
次に多い悩みは、残業や夜勤による負担です。
例えば、記録業務や申し送りが長引き、サービス残業になってしまうケースも珍しくありません。
また、夜勤や早番・遅番など不規則な勤務が続くことで、生活リズムが崩れやすくなり、疲労の蓄積や体調に支障をきたすケースもあります。
さらに、シフトの偏りによって、一部の職員に負担が集中する場合もあります。
身体的・精神的な疲労を減らすには、意識して食事や睡眠、休息をとれるよう整え、職場全体で業務効率化に取り組むことが大切といえるでしょう。
3位 人間関係・職場の雰囲気
人間関係や職場の雰囲気に悩む介護職員も少なくありません。
「報連相が不足している」「業務を押し付けられる」「ベテランと新人との関係が悪い」といった悩みがあります。
介護はチームケアであるため、人間関係が悪化すると業務に影響が出やすく、新人が相談しにくい環境では、離職率の上昇にもつながるでしょう。
働きやすい職場では、職員間の情報共有やフォロー体制が整っています。
職場環境に強いストレスを感じる場合は、一人で抱え込まず、上司への相談や転職も検討することが大切です。
介護職における身体的な「キツさ」の解決方法
介護職は、入浴介助や排泄介助、夜勤など身体的な負担が大きい業務を担っています。
しかし、工夫次第で負担を軽減することが可能です。
本章では、介護職の身体的なキツさの解決方法について解説します。
入浴介助の負担を減らす方法
入浴介助は、介護職の中でも特に身体的な負担が大きい業務です。
浴室は高温多湿になるため疲労が蓄積しやすく、中腰姿勢や移乗介助も多いため、腰痛の原因になりやすい特徴があります。
負担を減らすには、移動用リフトやシャワーチェアなどの福祉用具を積極的に活用することがおすすめです。
また、無理な姿勢を避け、複数の介護職で介助する体制を整えることも大切です。
さらに、事前に動線を整えスムーズに介助できるよう準備することで、無駄な動きを減らし、身体への負担軽減につながります。
排泄介助の負担を減らす方法
排泄介助は、オムツ交換やトイレ誘導、移乗介助などを伴うため、介護職の中でも身体的・精神的な負担が大きい業務の一つです。
利用者の羞恥心に配慮しながら、短時間で安全に対応する必要があり、プレッシャーを感じる介護職も少なくありません。
特に中腰姿勢での介助が続くと腰痛につながりやすいため、無理のない介助方法を取り入れることが重要です。
負担を軽減するには、利用者ごとの排泄パターンを把握し、適切なタイミングでトイレ誘導を行うことが効果的です。
また、スライディングシートなどの福祉用具を活用し、必要に応じて2人介助を行うことで、身体への負担を軽減しやすくなります。
一人で抱え込まず、職員同士で協力する意識も大切です。
夜勤業務の負担を減らす方法
夜勤業務は、介護職の中でも身体的・精神的な負担が大きい業務の一つです。
夜間は少人数で利用者への対応を行うため、急変や転倒への緊張感が続き、疲労が蓄積しやすくなります。
また、生活リズムが乱れやすく、睡眠不足によって体調を崩してしまう人も少なくありません。
夜勤の負担を軽減するには、休憩時間に短時間でも仮眠を取ることが大切です。
さらに、夜勤前後にも十分な睡眠をとり、栄養補給を意識するなど、健康管理を心がける必要があります。
また、夜勤中の不安や悩みを一人で抱え込まず、困った時は上司や同僚へ相談できる環境を作っておくことも重要です。
無理をしすぎず、自分の体調管理を意識することが、介護職として長く働くためのポイントといえるでしょう。
介護職の現場で起きる精神的なストレスの緩和方法
介護職は、身体的な負担だけでなく精神的ストレスへの対処も必要です。
ストレスを抱え込みすぎると、心身の不調や離職につながる可能性があります。
本章では、介護職の精神的なストレスの緩和方法をご紹介します。
人手不足によるプレッシャーを緩和する方法
介護現場では慢性的な人手不足が続いており、多くの介護職員がプレッシャーを感じながら働いています。
特に責任感が強い人ほど、「自分が頑張らなければ」と無理をしやすく、精神的・身体的負担を抱え込みやすいです。
しかし、限界を超えて働き続けると、介護ミスや体調不良につながる可能性があります。
そのため、業務の優先順位を整理し、一人で抱え込まず周囲へ協力を求めることが大切です。
また、記録業務の簡略化や業務フローの見直しによって、負担を軽減できる場合もあります。
困った時に相談しやすい環境を作り、無理をしすぎないことが、長く働き続けるための重要なポイントといえるでしょう。
クレームや家族対応によるストレスを減らす方法
介護現場でのクレーム対応では、感情的にならず冷静な対応が重要です。
利用者や家族は、不安や不満から強い口調になる場合があります。
まずは相手の話を最後まで聞き、気持ちに寄り添う姿勢を意識しましょう。
ただし、理不尽な要求や過度なクレームに対しては、一人で抱え込む必要はありません。
対応が難しい場合は、上司や管理者へ早めに相談し、施設全体で対応することも重要です。
また、クレーム内容を記録・共有しておくことで、再発防止や職員間の連携強化にもつながります。
適切に相談できる環境を作ることが、ストレス軽減のポイントです。
命に対する責任の重さによるプレッシャーの緩和方法
介護職は、利用者の命や生活を支える責任の大きな仕事であり、転倒事故や急変対応に強いプレッシャーを感じる方も少なくありません。
「自分の判断は正しかったのか」と不安を抱えることもありますが、すべてを一人で完璧に対応することは難しいものです。
精神的な負担を軽減するには、事故防止に向けた情報共有や職員間の連携を徹底することが大切です。
また、ヒヤリハットや対応事例を職員同士で共有することで、安心して対応しやすくなります。
悩みや不安を一人で抱え込まず、上司や同僚へ相談できる環境を作ることも、長く介護職を続けるためのポイントとなるでしょう。
まとめ
介護職は入浴介助や夜勤などの身体的負担に加え、人手不足やクレーム対応、責任の重さなど、精神的な負担も抱えやすい仕事です。
アンケート結果からも、多くの方が人間関係や業務負担に悩みを感じていることが分かりました。
しかし、介護は一人で抱え込む仕事ではありません。職員同士で協力し、上司やケアマネジャーに相談しながら働くことで、負担を軽減しやすくなります。
また、働き方や職場環境を見直すことも大切です。
無理をすることを減らし、自分自身の心と体を守りながら働くことが、介護職を長く続けるためのポイントといえるでしょう。
